今年の梅雨は全国的に短い期間で終わり、梅雨明け後の猛暑が心配されている今日この頃です。
傘をさしても濡れる程の雨の日にお出かけした時、家々の玄関先から覗く青、紫、赤、白色や今は日本古来のものだけでなく、様々な形の紫陽花が目に入ると、じめじめ、ムシムシ感でいっぱいの重い心がぱっと明るくなります。
次はこの先の道でどんな紫陽花に会えるかな?という思いに背中をおされて、雨に濡れていることなど忘れて、足取りも軽くなります。
こんな日のもうひとつ楽しみに消しゴムハンコづくりがあります。
雑事を忘れて、ひたすら雨の中で見た紫陽花の美しさを妄想しながら、一心不乱に彫る!彫る!彫るのみ。
フリーハンドで絵を描くことが苦手な私は、ハンコにする原型はパソコンで検索してさがします。
彫り終われば、頭の中の紫陽花を思い浮かべて、ペタペタと押すのみ。
色を変えたり、向きを変えたり、さがならワードで作業しているような感覚で、紙の上で頭の中の紫陽花を再現できると?雨の日も捨てたもんじゃないね!とうれしくなります。