知っトク情報

Excelといえば計算、表、グラフ、住所録などを作るソフト、ということは多くの方がご存知だと思います。5月から始まった毎週土曜日、11時からの「Excel基礎60分」のクラスでは、この1ヶ月間、IF関数を勉強しました。合計を求めるSUM関数などとは違い、みなさん、なかなか頭を悩まされてましたが、目先を変えてことわざクイズに応用したところ、仕組みがイメージできたようです。
問題の解答番号を、解答欄に入力すると、合っている場合は「正解」、間違っていたら「ダメダメ」と判定欄に表示されるというものですが、「正解を数字に置き換える」というところがミソです。
「エクセルって、ことわざもわかるのね」というわけではありませんよ(^^)
IF関数ことわざ


生成AI Chat GPTはその一例)に関する情報が連日のように新聞やテレビに出てきます。
少し調べてみました。

1.Chat GPTの名前の由来は?

名前の略語は「Chat(対話)+GPTGenerative Pre-trained Transformer)」であり、
意味は「生成が可能な事前学習した変換モデルと対話できる」です。生成AI呼ばれています。


2.Chat GPTはどのようにして答えを出すの?
   コンピューターに大量の単語・文章を17億程度記憶させ、1750億程度のパラメータ(調整可能な
   数値)
準備して、きるだけ正しい答えを出すように事前に学習させています。
   答えるたびに学習を重ねて進化する
のが特徴です。

3.Chat GPTの能力・特性、使用上の注意点は?

  • Chat GPTの情報処理機能は素晴らしく、過去の事例からの推測や文章作成に特に優れています。
  • 論理思考や数学の問題解決は得意ではありませんが、一定のサポートの提供は期待できます。
  • Chat GPTは高速で答えますが、全て正しいとは限りません。使用時には気をつけましょう。
    ※誤りを指摘されたら謝罪し、適切な修正改善をして継続的に正確な情報提供ができるようになっています。
  • Chat GPTに個人情報を与えると漏洩する可能性があるので注意しましょう。

4.Chat GPTの使用例
     
Chat GPTに「良くない食べ合わせ」の真偽について聞いてみました。直ちに無難な答えが返って
  きました。
Chat2












Chat GPT
に関する主要国の取り組み姿勢を聞いたところ、たちどころに回答が得られました。もしこれを、人間が各種データを調べて一覧表にまとめるとしたら、数時間はかかることでしょう。
主要国の取り組み画像

■ネットサーフィンは死語に?
Chat GPTは、AI(人工知能)の一種で、チャット(文章での会話)で人間と対話することができる技術です。質問形式で質問を書くと、世界中から集めた大規模なテキスト(文章)データを分析して答えを作成、返答してくれます。今までは答えを求めてインターネットを色々検索していましたが、今後はChat GPTで事足りるようになるかもしれません。

■Chat GPTの特色

・質問者の意向(方向性、レベル)に沿った解答を出してくれる

解答に質問すればいくらでも深堀できる

・解答の根拠を聞けば答えてくれる、要約を頼めばやってくれる

■Chat GPTの欠点
・インターネット上のデータを分析しているので必ずしも正確とは言えない
答えを生成する判断基準は統計分析で、その真実を確かめる手段はない

こんな場面で使えそう!

文章の要約や校正:文字数の指定もOK

広告文やスピーチ原稿

人生相談も!

■もっと知りたい

NHK首都圏ナビ「Chat(チャット)GPT」「Bard」AIの対話ソフト 使い方と懸念は?
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230215a.html


Chat GPTの初心者向け解説(使い始め・使い方など)
https://www.youtube.com/watch?v=_wWQYzVbgpU

使ってみた!

質問>シニアがパソコン教室で力をつけるには?

スクリーンショット 2023-03-19 11.35.00

 というのが、Chat GPTの回答です。みなさん、頑張りましょう!

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